金属加工、ゴム・樹脂加工業や食品加工などの企業さまにお会いすると、大手の海外シフト、リーマンショックを乗り越え、苦労、苦心しながら事業を続けているといった状況の企業さまが殆どです。

そんな中でも次の世代に事業を残すため!
技術を途絶えさせないため!
まだまだ成長できるはず!

といった前向きの企業さまは色々な事に取組んでいます。社長の行動力に脱帽する事が多々あります。

加工業がとる戦略としては教科書的には大手についての海外進出、下請け脱却などいろいろとありますが実際よくお聞きするのは次のようなものです。

・試作の受注(量産化の受注をもくろんだもの)

・コンサルティング能力強化(ノウハウを活かしての問題解決)

・自社商品開発(加工ノウハウを生かして商品開発)

しかし、上手くいっている企業さまをあまり見かけません。
なるほどなと思う方向性ですが、上手くいかないのは何故でしょうか?

それは、自社の強みや独自性に合った戦略になっていないことや、戦略の実行段階で起こる問題を学習により解決する仕組みがないことが主な原因かと思います。

新しい戦略を策定・展開する場合は、専門家に相談してみると戦略の矛盾や先に起こる問題など的確に指摘してもらえます。

お金をかけなくても公的支援機関などの窓口など利用するのも良いかと思います。