国家資格「情報処理安全確保支援士」の登録を受けましたのでお知らせいたします。
資格のカバーする範囲は情報セキュリティに関連する次のようなものとなります。
- 専門的な知識・技能を活用して企業や組織における安全な情報システムの企画・設計・開発・運用の支援
- サイバーセキュリティ対策の調査・分析・評価やその結果に基づく指導・助言
情報セキュリティ分野は資格をとったからどうこうなる分野ではありませんが、
資格保有により見えてくるものもあります。
- サイバーセキュリティに関する一定レベルの知識がある。
(合格率10%代の試験合格と毎年研修が課せられます) - 登録要件が厳格で国が身元をチェックしている。
(登録には市区町村が発行する身分証明、戸籍謄本、処罰なしが必要) - ペーパ試験のため実践スキルが伴っているかは定かでない。
(セキュリティ対策にはITに関する幅広い知識・経験及びリーダシップが必要。別途確認が必要)
昨今ではサイバー犯罪の件数が増え、それに伴い情報セキュリティ業者も増えています。
ただ、業者の中には一般ユーザの無知につけいった悪質な業者も散見されます。
この資格は、そのような業者を見分けるための一つの指針にはなるかと思います。
情報処理推進機構(IPA)-情報処理安全確保支援士とは
https://www.ipa.go.jp/siensi/index.html
情報処理推進機構(IPA)-登録者公開情報(登録番号:007313)
https://www.ipa.go.jp/files/000064905.pdf